ETC2.0とは何?取り替え必要?普通のETCって使えなくなるって本当?違いをわかりやすく説明 2021年版

Honda車情報

緊急事態宣言が出てるなか遠出しにくい日々が続いてますね。早く車でお出かけできる日常に戻って欲しいものです。

今回の記事は、車のお出かけで必須のオプションETCについてです。

ETCとは高速道路を通行する際の料金を通過するだけで、差し込んだカードから支払えるシステムのことで、詳細は知名度から割愛させてもらいます。

この普及率の中登場した、ETC2.0

ココロ
ココロ

最近よく、ETC2.0って何が違うのという問い合わせが多いです。

購入時から付いてるけど、イマイチ何ができるのっていう質問を答えるべく引きこもり時間を使って調べましたので、今後購入の際の参考にしてください。

簡単に言うと何が違うの?

まずイメージしてもらう為に、簡単に説明します。

ざっくり言うと、

普通のETCが『料金の支払いシステム』のみ。

ETC2.0が『料金の支払い+情報双方向通信』で情報を受け取れると思ってください。

受け取れるサービスについては3つの情報提供サービスとETC2.0ならではの新サービスがあるので、次の項目で説明していきます。

情報1 渋滞情報

広域の渋滞情報を受信しナビやスマホに表示させてくれます。

広域とは約前方1000kmの高速道路上の情報を受信することで、相当手前から渋滞を避けるルートが選択できるようになります。

場所によっては、渋滞現場の静止画を受け取れるものもあるそうで、混み具合をよりイメージしやすくなります。

情報2 安全運転支援

落下物情報や、前方の渋滞情報などを少し手前で受け取ることができるので、前もって心の準備ができ慌てた操作でミスをし事故を招くリスクを軽減することができます。

また進行方向の雪や霧の情報も受信することができタイミング良く準備ができるようになります。

情報3 災害時支援情報

地震などの災害発生と同時に災害発生状況とあわせて、支援情報を受信できます。

例えば、『通行止めになるので後方を確認しハザードランプをつけ左側に停車してください。』などの情報が受信できるそうで、他のETC2.0搭載車の通行実績等で的確な迂回が案内できるとのことです。

新サービス1 料金水準の割引

ETC2.0搭載車で通行すると現在、首都圏の圏央道が料金2割引となってましたが、2021年5月より東海環状道の料金も2割引になるとの事です。

私は大阪在住なのでなかなかご縁がなさそうですね。

ETC割引についてまとめた記事もあるので、是非ご確認下さい。

新サービス2 道の駅利用時、高速道路を一時退出できる

これは指定された道の駅に限り、高速道路を出て道の駅に寄って買い物をして、再度高速道路に乗って目的地に向かう時のみ支援されるというものです。

利用できない条件も色々とありこちらにまとめます。

  • 指定の道の駅ハザード現在23箇所。どこでも良いわけではない!
  • 同一のカードを使わないといけない。
  • 降りるICも決まってる。
  • Uターンするような高速の乗り方をしてはいけない。(あくまで旅の途中でSA替わりに道の駅に寄るイメージ)
  • 必ず道の駅に寄らないといけない。(道の駅の出入口に認識するアンテナがある。)
  • 三時間以内に同一のICから高速に乗る必要がある。

ETC2.0じゃないと通行できなくなる?

よくこの様な情報を目にします。

私の車には普通のETCでしたので、しっかり調べました。

結果として『基本そのままで大丈夫』です。

みんなが絶対という意味ではなく、NGの車種が極めて少ないんじゃないか?という意味です。

今回調べていくと間違いそうな改訂が2つありました。

  • セキュリティ規格の変更
  • 電波法の改正

今回通行できなくなるのは、ETC2.0の話ではなく、電波法の改正により旧スプリアス規格のETCの製造を規制することで対象のETC搭載車は後々通れなくなる可能性があるというものです。

簡単に言えばスプリアス(不要電波)をできるだけ低減させて、日本の電波を安定させたいから、そんなETCは作らないでね。っていう感じです。

現状は2007年頃に全メーカー製造を終了してるということなので、普及しだしてから付けたETCは基本大丈夫になります。

15年以上壊れずに使い続けている方は、メーカーに問い合わせて確認することをオススメします。

情報の受信方法について

興味の優先度が低いと思い基本のところを後半で説明します。

高速道路上に約1700箇所のITSスポットというものがあり、その下を通行すると自動的に送受信が行われます。

ちなみにこの通信に費用はかかりません

VICSとの違い

今までのカーナビにもVICSという機能が搭載されていたので、昔のカーナビでも勝手に渋滞情報って受信されてましたよね!!オプションで光ビーコン等をつけられていた方もいらっしゃると思います。

何が違うのかと言うと…

基本は変わりません。ただ受信できるエリアの広さとリアルタイム度合いが違う感じです。

2022年3月31日に電波ビーコンもETC2.0に一本化される予定とのことです。

最後にETC2.0って必要??

皆さん意見が違うと思います。

なので個人的な意見ですが、

『標準で付いてるならラッキーだが、まだわざわざ追加料金を払ってまで付けるほどのメリットはない』と思います。

ちなみに最近見に行って欲しくなった車でホンダのヴェゼルがありますが、グレード別でETC2.0が標準装備のものと、全く付いてないものがあります。

純正オプションで取り付けると

普通のETCが約30000円(工賃セットアップ込み)

ETC2.0が約42000円(工賃セットアップ込み)

結構値段が違います。

そして使ってみた感想としては、

なんか色々うるさい!!

どこかで渋滞してるといちいちご丁寧に案内わやをしてくれる。道路名やジャンクション名言われてもよくわからん。よく通ってる道じゃないと運転中に、画面をパッと見て迂回してみようとはなかなかならない。

多分ナビと連動するタイプで目的地を設定していれば迂回ルートも到着時間もわかり便利なのだと思うが、首都圏で頻繁に高速道路を使う方意外は、まだイマイチお得感がないと思います。

ゆくゆくは民間サービスとの新たなサービスも増えるということなので、付加価値がついてからでもいいのかなと思います。

今から新たに取り付けを考えているかたには個人的なオススメ商品だけ案内させてもらいますので、是非参考にしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m

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