
タイヤ交換は高額作業の1つ。騙されないように知識をつけましょう。
ディーラーに限らず、ガソリンスタンドでも急にタイヤ交換をオススメされる事はありませんか?
もちろんタイヤは、車と地面の唯一の接点なので、交換する事は大事です。

しかしほとんど乗ってない状態のタイヤを、危険と脅して交換をオススメしてくる業者も実際あります。
なので今回は全ての方が、交換の必要性を理解して、騙されずに自分の判断で交換を考えれる知識をお伝えします。
タイヤ交換の目安
まずは目視での確認が大事です。
- ひび割れがないか?
- 磨耗してないか?
- 側面に膨らみはないか?
- 異常に空気圧が減ってないか?



タイヤの主成分はゴムですので、磨耗だけでなく、放置していても劣化します。
固くなった輪ゴムが伸びずに切れてしまうように、1t以上の車を支えているタイヤが固くなれば大丈夫な訳はないです。
タイヤの平均的な耐久年数は?
私の13年以上のディーラー経験上な統計ですが、特別に走行距離が多くない方なら…
普通車で5年
軽自動車で4年
くらいではないでしょうか?
軽自動車の方が早いのはサイズが小さいタイヤは円周が短くなるので、タイヤ回転数が増え磨耗が早いです。
特に最近は背の高い軽自動車が人気で片減り磨耗しやすく、普通車よりどうしても早めの交換が必要になります。
しかし年数はあくまで参考で、目視の情報を信じましょう。
タイヤの劣化が早い方
距離も少ないのに、劣化だけすごく早い方もいらっしゃいます。考えれる原因をまとめました。
- 直射日光があたる場所へ駐車してる。
- 駐車場がアスファルトなどの高温にぬる場所。
- 空気圧をマメにチェックしない。
- 油性のタイヤワックスを使う。
- 洗剤でゴシゴシよく洗う。
完全に防ぎきる事はできないことが多いですが、ほとんど乗らずに放置してる場合はカバーをつけたり、空気圧を2ヶ月に一回くらいはチェックしましょう。
タイヤ交換後のチェックポイント
実はタイヤの側面には、タイヤが工場でいつ製造されたかがわかります。

なぜわかった方がいいかと言うと、既に寿命が進んでいるからです。

お客様のタイヤで、某有名カーショップで交換したタイヤが2年も前の製造だった事がありました。
工場の関係で多少のズレはあると思いますが、1年も2年も前はさすがに販売側からの告知が必要なレベルと思うので、この記事を見た方はそんな商品を売り付けられないようにしてください!
ディーラーで交換するメリット・デメリット
毎日仕事でお願いする立場ですが、メリットが少ない方も実際いらっしゃいます。
ディーラーで交換する意義を考えましょう。
ディーラーでのタイヤ交換 メリット
同時に点検もしてくれる
もちろん他ではしてくれないという意味ではないですが、ディーラーならではの情報は多数あります。
『この車種は、ここが劣化しやすいからついでに調整しておこう』とか『リフトアップしたついでに別のポイントも確認しておこう』などの安心感もあります。
車の年数が経っている車はそれだけでも価値があると思います。
安心感が高い
作業の精度もありますが、ディーラーの看板によるアフターサービスが充実していると思います。
タイヤにも当たりハズレがあると思うので、万が一の時には交換直後ならすぐに引き取りでの対応をしてくれたりお付き合いを考えた対応をしてくれます。
ディーラー側も人間なので、お付き合い優先で検討してもらえる方は、ディーラーでの交換がオススメです。
ディーラーでのタイヤ交換 デメリット
金額が高い
タイヤ自体の金額は量販店と、さほど変わりませんが、取り替え工賃や値引き幅が違います。
大手メーカーしか取り扱いがない事が多いので、あまり乗らずに劣化で交換される方や、あと1~2年乗る為だけの交換ならマイナーのメーカーでも最近は良質なものが多い為、相当割高になってしまいます。
ディーラーでの交換をオススメしない方
- 性能に特別なこだわりがない方
- 金額を少しでも抑えたい方
- 休みがディーラーと合わない方
- 走行距離が少なく、溝はあるのに劣化で交換する方
- あと1~2年で乗り換え売却を計画している方
そんな方には、量販店で購入するよりネット購入をオススメ。


私も、自分の車のタイヤ交換はこちらで注文してます。
【TIREHOOD】

理由は
- 従業員販売より安かった。
- 初めて聞いたメーカーのタイヤでも交換後の走りの違いがあまり感じなかった。
- 専門店で交換してくれるので、設備はディーラー以上のとこもあります。
- 専門店が近くに無くても提携のガソリンスタンドで対応OK。
- アルミホイールセットがとにかく安かった。
ディーラーでの交換を悩んでる方は是非チェックしてみてください。
タイヤサイズの確認方法
もしネットでタイヤ交換を検討される方はサイズの調べ方も必要になってきます。

先程の製造情報と同じくタイヤ側面にあるので確認しましょう。
パンク時の対応(おまけ)
タイヤに付き物と言えば、パンクです。
どんな高級車でも安全装置がついていてもリスクはなかなか無くなりません。
最近の車はスペアタイヤが無いので、一番いいベストな対応を案内します。
それは『JAFを呼ぶ』です!!
意外と知らない方が多いのですが、保険のロードサービスはパンク時の対応がレッカーに対し、JAFは修理が可能なら現地で修理してくれます。
その場で、無料で、一番早く対応してくれるので、その差は保険ロードサービスと圧倒的な差です。
同乗者に1人会員がいればOKなので、ドライブ前には確認しましょう。
まとめ
今回お伝えしたかったのは、どこで替えるのかではなく、言いなりで騙されるのではなく、自分の意志で必要性を感じていつタイヤを交換するか判断してもらいたく纏めました。
詳しい方には基本的な情報過ぎたかもしれませんが、少しでも役立つ方がいれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m
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